元気に出発&友からのエール

明日,世界選手権大阪大会へ出発します.

自分の役割は救護統括.


参加している選手たちの選手生命を守る! というのはいささか大げさですが,それくらいの気持ちでやってきます.



ただ,一つだけ気がかりが・・・

実は妻の出産予定日が8月29日なんです.


臨月になってもユニバやら世界選手権やらで一緒にいてやれない.

挙げ句のはてには出産にも立ち会えない可能性あり.


最低の旦那ですが,妻のさよこは「秘すれば花」なので,気丈に笑顔で送り出してくれます.


そんなさよのためにも,全力で業務を全うしていきたいと思います.


戦っているのは選手だけではありません.

みなさん,応援よろしくお願いします.




加えて,さっき大学&大学院時代の親友から電話が


未だ十種競技現役のカレが,関東選手権で3位に入り,見事日本選手権初出場を決めたとのこと.


「涓滴岩を穿つ(けんてきいわをうがつ)」




もう,なんというか.



なぜか涙ぼろぼろでした.



大学時代のカレの競技力は,お世辞にも「強い」とか「全国レベル」とかいうレベルではありませんでした.


しかし,大学を卒業して7年.


ついに,かれは念願の日本最高峰の試合への出場権を,自分の力で得ました.


まさに脱帽.


おそらく,大学を卒業しても競技を続けるカレの姿に,だれもが応援をしながらも,「もう無理だから,ケガをしない程度に楽しくやってくれれば・・・」と願っていたのではないでしょうか.



しかし,カレは周囲の思いを端に,7年もたった今年,自己ベストを連続で更新し,ついに念願の日本選手権出場へとこぎつけました.


本当に頭が下がります.


世の中に尊敬するアスリートは数少ないですが,その名簿に「後藤彰英(ごとうあきひで)」という名前が加わりました.


本当におめでとう.


そしてありがとう.


俺もがんらなきゃな.