名誉
今日はM1とM2の合同授業.
「物事の整理の仕方」についてやりやした.
文章を整理して,図としてまとめなおす練習.
論文を書く上で非常に重要なことである.
誰しも自分が書いた文章の迷宮に入り込むもの.
そんな時に重宝するのが,この考え方.
まあ,KJ法のようなもの(というかそのもの)です.
扱った題材はBUSHIDO.もちろん新渡戸稲造.まあ,訳した人は須知徳平だけど.
第8章の名誉です.
ゼミの授業は,ある意味自分の畠で好きな内容を扱えるから,とても楽しいし,やりがいがある.
MNBは教員で学生を教育する立場にある.
その指導力はまだまだなのはもちろんだが,それでも給料をもらっているプロなわけだ.
だからこそ,自覚をもってしっかりとした授業を提供したい.
それが教員たる者の使命だろう.
実際に自分が専門とする内容だから,片手間にしようとすれば簡単にできる.
でも,こちとらプロとしてやっているわけだ.そんなもの許されるわけがない.
さらに,自分が学生だったころもそうだが,学生とは非常に敏感で,ちょっと手を抜いた授業をやると,即座に反応し,興味をなくしてしまうものだ.
そうなってしまうと終わり.お互いに得るものはない.
我々には学生のキラキラしたまなざしに応え続ける義務があるのだ.