国際武道大学陸上競技部

みんな本当に頑張っているんだ.

主務のあっちゃん,ふくの二人は,「自分達がしっかりしなくてはならない,自分達が部員を動かさなくてはならない」「もし,間違えたらどうしよう」「もし,自分のせいで選手になにかあったらどうしよう」という本当に,本当に大きなプレッシャーのなか頑張ってくれている.

補佐のオオキ,カンノの二人も,何をしなければいけないかを模索しながら,先輩達に激励を受けながら,コーチに励まされながら,自分達にできることを一生懸命頑張っている.「来年は自分達がやらなくてならない」というプレッシャーを感じながら奮闘している.

トレーナー達も同じだ.「選手が悔いのなく,全力で戦えるよう」,トレーナーも全身全霊をかけてサポートしている.自分達が学んできたこと.この日のために打ち合わせてきたこと.本当に色々とみんなで悩んできたことを,頑張ってきたことのすべてを発揮してくれている.

データバンクも言うに及ばないだろう.この四日間,武大に自分の子供たちを送り込んでくださった御父兄へ,応援してくれる先輩方,関係者の皆様に,「自分達国際武道大学陸上競技部はこれだけ頑張っているんだ!」という情報を,逐一,即座に,誰もが見たい!と思った瞬間に見れるように頑張ってくれている.この日のためだけに前日にプロバイダと契約したり,発電機を借りてきたり.他のサポートスタッフと同様,その苦労は計り知れない.

競技会運営委員.本来は武大競で活躍してもらうために新設した委員会だったのだが,練習中に「自分達も圧倒的勝利のためにデータバンクを手伝いたい!」と志願.こういう申し出こそMNBは待っていた.君達が手伝ってくれることで,さらに圧倒的な更新ができることだろう.

応援団.ある意味,選手達がグラウンドで全力以上の力を発揮できるかどうかの鍵を握っているだろう.喉が枯れ,声がでなければ魂で応援してくれる.トラックの上,ロードの上,フィールドの上で戦っている選手達を鼓舞するために,彼らはスタンドで戦っているのだ.

圧倒的応援をしてくれる全部員.自分達が選手としてグラウンドに立てなかった悔しさを胸に,その代わりに圧倒的応援をもって戦ってくれている.四年生にとっては最後の関カレである.皆が悔いのないように,全身全霊をかけて応援をしてくれるはずだ.三年生は「来年こそは」という気持ちを胸に頑張ってほしい.そして君達が来年戦うであろう,一部の選手達をよく見ておいてほしい.「圧倒的勝利」とは,目先の勝負だけではない.来年の勝負までも見据えて戦っているということを忘れずに応援を頼む.二年生は去年の悔しさを思い出してほしい.入部してわずか1ヵ月あまりの間に屈辱を味わったのだ.その借りを返すのだ.我々の敵は二部にはいないという誇りをもとう.一年生は始めての関カレであるが,この圧倒的な雰囲気のなかで応援できることを誇りにしてほしい.そして次は,この大声援を背中に浴びながら戦うという気持ちをもってくれ.
君達こそ武大陸上部の誇りである.日本中の大学がうらやむような圧倒的応援を成し遂げる主役は君達である.魂の応援を頼む.


みんながこの日のために頑張ってきたことのすべてを,横浜に置いてこよう.
そして,その代わりに圧倒的勝利と大いなる経験を持って帰ろう.


我々は圧倒的勝利を勝ち取るために横浜に来たのだ.