缶ビールを置く位置

仕事ができるということと,気が利くということはイコールではない.

気が利くという能力があって,そのなかから行動を取捨選択できるようにならなければ,仕事ができるという評価を得ることにつながりにくい.

と,思う.


ここでいう仕事ができるというのは,まわりのひとが「ああ,これをやっていてくれると嬉しいな」を通り越して,「まじで!? ここまでしてくれてんの?」となる場合.

一言で言えば「期待を上回る結果を出せる」こと.それができる人間が仕事ができる人間.



そして,一歩さがって気が利くというのは,ちょっとした細かいことに気がつくということ.他者が気づいていないようなゴミに気がついたり,自分の立ち位置によって影ができてしまうことに気がついたり,ちょっとした相手の仕草で,その機嫌に気がついたり.

いわゆる感知する能力といっても良いかもしれない.



だからこそ,「仕事ができる」の前提条件には「気が利く」があると考える.

気が利く,つまり様々なことを感知する能力が高い.

でも,感知したこと全てに対応したりすれば,「いらんことしぃ」と言われたり「邪魔」と言われたり,「ありがた迷惑」と思われたり,「押しつけがましい」と思われたりする.んじゃないかと.ある意味不幸ですな.



そして,気づいたことに対して,周囲の状況はもちろん,相手の思想や好み,場に漂う空気感を鑑み,とるべき行動を適切に取捨選択できる.

言い換えれば,今自分自身が選択できる(感情が入るから点に注意)行動のなかで,最大限の効果を得ることができる行動を選択できるということ.

それこそが仕事が出来る人間...と,先日思った次第.







うーむ.ちょっと違うか.

筆者の稚拙な文章力と,この程度の短い文章での説明は難しい.























※先日
妻に「ビールもってきて」とお願いすると,必ずといって良いほど缶ビールの置く場所と方向が決まっていることに気づく.
常に右肩関節正面.そこから飲み口正面を右外側(上からみて反時計回り)に10°ほど回転した状態で置いてある.

「ん? ラベルを俺の正面に向けてくれているわけじゃないよね? かといって飲み口が俺に向いているワケじゃないし. なにこれ?」

「だってアナタ,いつも右手だけでプルトップあけるでしょ.だからつかみやすく,あけやすい方向においてるだけ.」

・・・・飲み過ぎ注意報ですな.