自分の陸上競技

自分の仕事,自分の陸上競技,自分の戦いが出来ないときは凄く嫌だ.

多分小さい頃からそうだったのだろう.

たとえ,目的や動機が与えられたものであっても,気づいたら何かに取り組んでいるときであっても,自分が納得できるような作業,行動,戦いでなければ,その結果にはあまり意味がないように感じた.



インカレで戦う選手達も同じだ.

関カレ,日本選手権,地区選手権,県選手権,いや武大競でも同じだ.

自分が戦うステージで,自分が戦うと決めたステージで,自分が戦わざるをえないステージで自分の陸上競技ができているか.

それこそが,自分が望む結果を出すために最も重要なことだ.



恩師や,支えてくれる人.仕事を与えてくれた人.厳しさを教えてくれた人.

そうした人達に対し,恩を「倍返し」するためにも,自分の陸上競技を見つけて戦ってほしい.



インカレが終わった.

自分の戦いができた副主将がいた.

自分の戦いをさせてもらえなかった主将がいた.

自分をつらぬいた若きエースがいた.



次は若手の勝負だ.

関東新人.若いウチから自分の陸上競技を見つけられるかどうか.

片鱗を伺わせるような戦いを見せて欲しい.