全カレ壮行会 第79回のIDカード

全カレ壮行会.

何を話すか考えている時に,ふとあるIDカードが目にとまった.

それは第79回,つまり2011年に熊本で開催された全カレのIDカード.

これは自分自身への戒めである.



日記をさかのぼって読んでいただければ分かってもらえるかと思うが,2011年はMNBにとって最低の結果だった.

チームが最低ではない.MNBが最低だった.

春先の関東インカレでは屈辱の2部落ち,そして秋の全カレでは入賞者ゼロ.

勝ちに不思議の勝ちあり,負けに不思議の負けなしと野村監督の語録にもあったと思うが,まさに負けに不思議の負けなしだった.

熊本の飲み屋で岩壁先生やOBの方々に前を向きなさい,そしてグラウンドに思いをぶつけなさいと慰められたのがつい先日のように思い起こされる.



そんな苦い歴史を紹介しつつ,チームとして戦う気持ちがなければ,学生日本一も生まれないという話をした.

今年は例年になく若いチーム編成となった.どれほどの部員達がわかってくれたかどうかはわからない.それは全カレの三日間で証明される.

チームの代表としてBを背負う者.その全員が日本一を,表彰台を,入賞を懸けて戦う.