2011年度陸上競技指導法 卒論発表会終了!

昨日はゼミでの卒論発表会.

人数があまりにも多いので基本はポスター発表.

投票で秀逸だと評価された5名が口頭発表.



MNBは大学時代から「卒論は努力を,修論は結果を,博論はその先にある希望を評価する」という考えがあります.

ま,研究室で代々受け継がれてきた思想ですが.



今回も,その思想にのっとり,良い結果や素晴らしい成果を求めるのではなく,いかに努力できたかという目線で評価しました.


結果,全員なんとか合格(笑




面白いのは,発表会を見学してくれた学生達から評価がたかったのは,必ずしも面白い研究成果がでたものではないということ.

プレゼンをいかに上手く行うかで大きく評価が分かれるのは当然ですが,たとえ良い結果でなくとも,プレゼン次第でなんとでもなる! という考えも一部で評価されるべきだとゼミでは話してきたので,この評価は大変興味深いものでした.



その後は恒例の懇親会.....

いろいろな暴露話や,進路についてなど,みな楽しく語り合ってました.


そして最後にゼミ生へ

「人間は慣れの生き物だ.この先,社会にでたら君たちは大きな困難に曝されるかもしれない.でも大丈夫.そんな時は腹に力を込めてグッと耐えてほしい.耐えるだけの力は養ってきたはずだし,そういう指導もしてきた.正直,卒論を仕上げていく過程で,MNBはかなり厳しい言葉を浴びせたと思う.時には罵倒もした.けれども,それは君たちの未来のため.耐える力を養ってほしいがためだ.苦しくなったら思い出してほしい.耐えてほしい.ゼミで培ったのはプレゼン力だけではない.それを発揮するための耐える力,努力の仕方を学んだはずだ.みんな良く頑張った.お疲れ様」

そしてあっというまに時間がきてしまい,同僚の39先生に送ってもらい帰宅.



大学院生らの協力もあり,ことしも盛況な卒論発表会ができたことに感謝します.