情報戦?

といっても箱根駅伝のことではありません.


さっきテレビをみていたら「食べログ」で不正な書き込み(というか業者のやらせ書き込み)が問題になっているとのこと.

つまり,

業者が特定の店Aに毎月10万円を払ってくれれば,メンバーで上手く書きこんでネット上の評価を上げる.

という,いわゆるサクラだ.



MNBがびっくりしたのは,「いまさらそんなことをニュースで取り上げるんだぁ.ビックリ」ということ.

また,そのニュースに出ていた視聴者は「信じられない! これから何を頼りにお店を探せばいいの?」と.



うーん...

みなさん,ネットに傾倒しすぎじゃぁないですか?

というよりも,不特定多数,見ず知らずの他人の意見をそこまで重視するのはどうかと.

あ,いやもちろん世論という意味では大切ですよ.



でも,そもそも食べログのようなシステム自体,その危険性を最初から,当然のようにはらんでいるわけで.

今回は金銭のやりとりが発生しているため,摘発(?)のような形になったけど,例えば友達がお店を開いたとして,その仲間が(食べたか食べないかは別として,というより美味しいと思ったかどうかすら別として),「あそこのお店は最高!」と書くことも少なくはないだろうし.



まあ,上記の場合は事実無根を書くわけじゃないから,「それとこれとは意味が異なる」というのはあるかもしれんが...



ここで言いたいのは,情報が氾濫しすぎると,人間は選べなくなる.

似たようなこととしてこちらが有名ですね.

だからこそ,手に入れる情報は自分で制限をかけるか,必要以上に情報を信じすぎないということ.

あくまで参考程度に捉えていないと,ネット上に書き込む側もプレッシャーですよ(笑