体育大生の就職活動

体育大に所属する学生諸君.

君たちがどう考えようと,社会は君たちのことを「体育大卒」として扱う.

そして,社会が君たちに期待している,もしくはイメージしている「体育大卒」とは


・元気が良い
・礼儀正しい
・心身ともにタフである


となる.当然だろう.


そして,残酷なことに上記のイメージから外れて(厳密には悪い方向に外れる)と,失望されることが多い.




「体育大生として自己PRをしてください.」


となった場合,どうするべきか.


ちなみに,「自己PR」を「自己アピール」と勘違いしている学生も多い.

単純に長所や短所を述べたり,部活動の成績を述べたりしても,「ああ,そうですか.凄いですね.」で終わってしまう.



そうではない.



「私は営業希望です.営業とは一人でやるものではないと考えています.その商品企画を立ち上げた人,商品を作り上げた人,アフターケア,カスタマーサービスに関わる人.こうした人たちの思いが商品にはのっかっています.こうした人たちとチームを組み,その思いまで営業できる.そうした人間になる必要があると思いますし,そのために必要なノウハウを,私はサッカーを通して学んできました.仲間が奪ったボールを,その思いと共に繋ぎ,皆でゴールを決める.バルサに代表されるようなパスワークで相手を圧倒する近代サッカースタイルは,まさにチームプレイ.チームの中における自分の役割,立場を理解し,最高のチームの一員となる.これは社会にでてから,会社に勤めてからも同じことが言えると思います.」



松井先生もブログで書いてある.

サッカー選手の次の試合がサッカーとは限らない.

サッカーで培った能力をもって,内定というゴールを決めてほしい.