真っ直ぐを歩むための信頼関係
昨日は早朝と夜をつかってコーチの練習に.
圧巻だったのが夜の部でのクリーン.
一ヶ月前は1?0kgがいっぱいいっぱいという,投擲選手としてはかなり寂しい(というか情けない)状態.
現役時代のMNBでさえ130kgは挙げていた.
こりゃ本格的に改良・改造・改革しないとマズイねと話してから2週間.
最も記録が出ていた大学院2年生時代のほぼMaxである1?5kgをクリア.
やらなければならないことが明確に定まると,人間はこうも力を発揮するという良い例だ.
わずか2週間で15kgのアップ(というか元に戻った状態.実はココまでは比較的簡単).
4年ぶりだろうか,コーチとハイタッチ.
もちろん,まだまだ最終目標には遠いが,とりあえずこれまでのMaxをクリアすることが重要.
「Vision 70」 という短期目標を掲げてから,取り組んでいる練習の成果だ.
1日たりとも失敗せず,1日たりとも無駄にはしていない.
だから日々成果があがり,目で確認でき,身体で感じ取れる.
これが本来あるべきトレーニングの姿ではないだろうか.
先代部長であるIWKB顧問を話をした.
コーチングのあり方について.
競技をするのは選手であり,アスリートファーストの精神が重要だということ.
目的とする体力・技術が「勝手に」身についてしまう練習も重要であるということ.
言葉で教えることだけがコーチングではないということ.
真の反省とは選手とともにあるということ.
・・コーチングポリシーというのは,簡単に話すべきでもないし,話してもらえるものでもない.
だからこそ,その重みを感じた.
MNBが武大にきて一番最初に学んだこと.「選手とコーチの信頼関係があってこそ,お互いが狙った成果が現れる」
そんな当たり前のことだが,昨日のクリーンでは再確認できた.
願わくば,もう少し早く練習に来てくれれば・・・・あ,いや朝の部ではなく夜の部な.