そんな簡単に原付は壊れない
時間ギリギリに来る学生達の合い言葉は「原付が途中で壊れて・・・」
さあ,君が教員ならどうしようか.
1)具体的に,詳細に,どこがどのように壊れたか聞く.その際に生じるであろうGなどから,ケガが無くてよかったと涙する.その後,実況見分に共に向かう.
2)授業初めの大事な日に原付が壊れるとは何事だ! と怒る.日頃の整備不良を棚に上げて大切な日に壊してしまった学生の不備を叱責する.次は壊れないようにするために,壊れた箇所を確認してあげる.
3)まじで!? 大変だ. ちょっとその原付見せてみな.俺,直せるかもしれないから.とまるでF1のメカニックばりに親身に相談にのってあげる.
4)そんなもん関係ない! バカたれ! と遅刻した結果そのものを叱る.
5)・・・
まあ,ここで言いたいのは我々にはいくらでも対応策があるということだ.
これはイヤミではない.
警告でもない.
大切なのは「遅刻をした」という事実.
原付が壊れたかどうかなどは問題ではないんだよ.
まずは「すいませんでした!」だろう.
言い訳,取り繕いは必要無い.
心の中にしまっておけ.
体育人の武器は何だ?
健康な身体
礼儀
あいさつ
体育大生よ,常に真摯たれ.