今世紀最大のフライング

右代お疲れさま.

十種競技 右代啓祐 7639点


100m  :769点 11.42 +0.0
走幅跳び :804点 6.96 +0.2
砲丸投げ :660点 12.88
走高跳び :822点 2.02
400m  :774点 50.89
110mH  :825点 15.20 -0.1
円盤投げ :743点 43.84
棒高跳び :731点 4.40
槍投げ :855点 67.73
1500m :656点 4:43.87


どの種目を,どの瞬間を切り出しても,満足のいく結果じゃなかったと思う.

けれども,日本人初の8000点プレーヤーとして,「今の世界レベル」を肌で感じてくれた.



お疲れさま.

今は色々な思いが巡っているだろうけど,まずはお疲れさま.

キングが集まり,世界一の王様を決める試合.

まだまだ右代伝説はこれからだ.

Load to LONDONは今日からだ!













その後,悪夢が.

すでに皆さんご存知かと.

ボルトがまさかの決勝で失格.






この出来事は,本当にセンセーショナルだと思う.

Twitterもすごいことになってるね.

ある意味,陸上競技に対する社会の考えや,皆さんの思い,意見がストレートに伝わってくるので,大変興味深い.




ただ,間違いなく言えるのは


1.フライング一発失格のルールについて大きな変革が生じる可能性が生まれた

2.ルールの意義について,皆が考える機会を得た

3.上記を含めて,何のために陸上競技を行っているのか,アスリート達が素晴らしい記録をだすことはどういった価値があるのか,考える必要性を多くの人間が気づいた


ことだと思う.


もちろん,個人的には「なぜボルトはあれほど素早くユニフォームを脱ぎ捨てることができたのか」「ボルトの隣にいたヨハン・ブレイクの足がボルトよりも先にピクッとしていた」などの疑問点もあるが,それはおいておく.




もちろん,ボルト以外にもルールによって「失格させられた」選手はたくさん居る.

本当にそれでよいのか.

陸上競技ってそういう競技なのか?

そのルールは本当に必要なのか?

陸上競技の本質ってなんだ?




皆も考えて欲しい.