想像力と創造力

想像力と創造力


最近の学生は自分から動くことをしない.






・・・とMNBのころも言われていたのだろう.




そう言われないためには何が必要か.

それはただひとつ.「想像力」だ.



いま,自分がこのまま「何もしないでいる」と,周りにはどのような影響を与えるのだろうか.

MNBは陸上部の監督であるから,常にこの気持ちがある.

だからこそ,「学生のために」「仕事を効率良くするために」「強化のために」といったカテゴリーに分けて,何をすればよいか気づくことができる.



想像力は「影響力のある立場」にいれば,いやでも身につく.

逆にいうなれば,「影響力の無い立場」だと自分から積極的に強化しないと身につかない能力だ.

ここが問題だと思う.




たとえば,MNBが指導している大学院生.

院生室という日記を「できるだけ毎日,かわるがわる更新しよう」と約束した.

しかしながら,学生は「自分が書かないことで何が発生するか」を想像できていない.

だから「面白い日記を書こう!」という「創造力」を磨くことができない.




他人に「面白い」「興味がある」と思わせる文章を書くのは大変だ.

しかも,それが論文であったり,レポートの資料であったり,プレゼンの内容であったりすればなおさらだ.

だからこそ,こうした日記を利用して磨かなければならない.




例え口約束でも,MNBはこうした意味を含めて「お前達毎日だれか書けよ」といったワケだ.


もし,学生に強烈な想像力があれば,MNBの言葉の真意に近づけるだろうし,日記を書かなかったらMNBに怒られるであろうことも想像できたはずだ.

そして,創造力も磨けたはずだ.



諸君.想像力を働かせよ.

そして創造力を磨け.