子育て
ウチの娘は一人で寝る.
寝かしつけも,自分の家であればほとんど必要ない.
一緒に布団にはいって,絵本を1,2冊よんだら「パパは下ね.バイバイ.」と言われる.
彼女にとってこの部屋は自分の部屋であり,睡眠というのは基本自分一人で行うものだという自覚があるのだろう.
布団に入るのはだいたい8時.
8時半以降は「大人の時間」だ.
朝から夜まで子供に振り回されている妻も,8時半には解放される.
夫婦でゆっくりと酒を飲みながら話すのは,MNBが抱えるストレスを解放してくれる時間でもある.
先日の夕食中,ウナギの骨が娘の喉に刺さってしまったようだ.
初めてのことなので,ビックリしたのだろう.嗚咽しながらも大泣きで大変だった.
散々四苦八苦したあげく,泣きながら「もう寝たい〜」と.
一緒に上にいって,ベッドにのせると,泣きながら「本読んで〜」.
だが,当の本人は泣きながらうつぶせになっているので聞こえてはいまい.
が,本を読むのをやめると「読んで〜」.
おそらく,いつもの状況を再現することで,何とか自分を落ち着かせようとしているかと.
そして,現在自分が置かれている状況(ウナギの骨が刺さっている)は,さほどたいしたことではないと自覚しつつあるのだろう.
そうこうしている間に嗚咽も収まり,だんだん泣きやみつつある.
30分ほどして妻にバトンタッチし,そこから30分.
笑い声が聞こえるではないか.
そして寝室からは「パパー,元気なったよ〜」と娘の声.
フム.なかなか子供もあなどれないものだ.