事故

昨日の夜,部員が鉄棒から落下し,頭を打つという事故が起きてしまった.

脳しんとうの影響により,一時的に意識不明という状態になり救急車にて亀田病院へと搬送.

搬送過程において意識が戻り,バイタルも安定.

検査のみ行い,事なきを得た.



決して軽々しい気持ちで練習に臨んでいたわけではない.

疲労困憊という状況で,それでも何とか頑張っていた矢先,鉄棒上で少し気がゆるんでしまったのかもしれない.

防げた事故かもしれないが,100%事故をなくすために「練習をするな!」というわけにもいかない.



200人を越える部員が,たった400mしかないトラックで練習する.

ホームストレートではハードルが並び,スタートダッシュを行っている.

周回を中距離,長距離,400mブロックが走る.

インフィールドでは円盤,槍が交差し,リハビリを行う選手が芝生で走る.

棒高跳も,走高跳も同時進行だ.

競技場に面している管理室の目の前では,走幅跳三段跳ブロックが跳躍練習.



一切の事故を起こさないというのは,不可能に近い.

それでも,大事故は絶対に起こさない.その契機となる空気を絶対につくらない.押さえ込む.


今回の事故を契機に,一丸となってその防止に取り組もう.