武大最終 その1

武大最終.無事おわりました.

色々あって,色々と書きたいことがあるけど,,主役は選手なので,まずは選手の活躍について.


何よりも第一は本学OBであり,現在チームアイマ所属の秋本真吾選手の200mHアジア最高新記録(22"80 +1.8)について.

あれほど落ち着いて,静かな状態で試合に望んだ405は初めてみました.

高ぶる心を無理矢理沈めたオーラを出しながらW-upをこなし,自信を言葉で表現してスタートラインへと向かう...数年前はそんなイメージでした.

けれども,今回は「あれ? そういえば405,試合だったよね.あいつどこいった?」と,まるでスラムダンクの湘北VS海南線における宮益君のようなひょうひょうとした感じ,いや,もっと印象がうすく,本当に試合を楽しみにしつつも,周りからすると,場合に寄っては軽く感じられるほどの,まったく気負いがない印象でした.

いや,正確には吉岡伝七郎との果たし合いに向かう宮本武蔵のような・・・


って,ゴメンナサイ.MNB,意外と漫画も読むんです.


おっと脱線.

そんな印象でスタートラインへとついた405.号砲と共に!!!!!!!!!!!!!的な加速.

あまりに速過ぎて,ハードリングが間に合わなくなるのでは? という心配をよそに,まるで風のように10台をクリア.


実は,5台目を通り過ぎた段階で,MNBはとにかく風を気にしていました.

が,,,その瞬間だけ,驚くほどの凪.


とっさに「450〜! 公認いけるぞ〜〜!」と(笑


ゴールしたときの速報は22"80.風もやはり正真正銘公認の+1.8!


アジア新記録の誕生にもっとざわめいてもよかったのかもしれないが,実はコレ.MNBのせいです.


405が走る直前,こともあろうかMNBはアナウンスにて世界記録の22"55に挑戦すると高らかに宣言していたのです.

当然,学生達は22"55以下か以上か,,,にしか気が向かず,アジア新記録誕生かどうかは理解していませんでした.


が,正真正銘アジア記録です.


405,やったな! という気持ちと,かつての教え子が逞しく成長している姿に,ちょっと感動した武大最終でした.