大学の役割

島田紳助氏がTVで「一流と呼ばれる大学の先生はつまらん.普段から頭の良い学生しか相手にしとらんからや.それよりも二流というレッテルを貼られている大学の先生の方が,よっぽど話は上手いし,楽しい.普段から相手に解らせようという努力をしてるからや.」というニュアンスの話をしていた.

まあ,何をもって一流かという議論はおいておき,大学の先生には「役割」があるとすれば,話はわかりやすい.


MNBは医師免許も持っていないし,司法試験も受けたことはない.

おそらく「医者」や「弁護士」を育てることはできまい.


しかし,「一生懸命陸上競技をやりたい!」という情熱をもった学生の思いには答える自信がある.


国際武道大学は確かに机上で測る学業成績に関しては高くない大学だ.

しかし,大学とは学業の成績だけで選ぶものではない.

高校生にとって,大学とは「目的」ではなく「手段」であるべきだ.


自分の目標を達成するために,人生の方向性を定めるために.そのために大学へ進学する.

我々には,そうした「思いをカタチにする」使命がある.

国際武道大学には,その使命を全うすべく突き進む「本物」が多い.

保証する.本気で進学する学生に後悔はさせない.

バレーボール部が関東リーグ1部で2位.そして天皇杯へ進出.

サッカー部も秋リーグで2位と躍進.

女子ソフトボール部は3部で全勝優勝し,2部へ.

体操部は2部で総合優勝.1部へ.

ライフセービング部からは日本チャンピオンが誕生.

パワーリフティングの星野君はジュニア日本新記録を樹立.

レスリング部の赤坂さん,日本選手権で準優勝.

本学教員の松尾先生が選手として参加した世界伝統弓術祭典,日本代表は優勝.

・・・・まだまだ活躍している学生・教職員はたくさんいる.

勘違いしないでくれ.

ここに出ている者達だけが優れているわけではない.

あくまで国際武道大学を背負って戦った結果を載せているだけだ.


そして,こうした成果はそれぞれのチームの「理念」のもとで達成されたものであり,それこそが最も重要なことだ.

彼らは,その先にある何かを感じ,つかみ,自分のものとしただろう.

それこそがMNBの使命.