絶好調(!?)

すいません,最近どたばたしていて,久しぶりの更新です.

鳥取で行われたスプリント挑戦記録会で,モーゼス夢が13"77の自己記録(武大新記録)で優勝.

それもオリンピック選手や日本チャンピオンをおしのけての快挙.

日本選手権では,そう甘くはないだろうけど,価値ある勝利,そして記録です.


日本学生個人選手権では,M1町田がこちらも自己記録&武大記録で3位入賞.

円盤は国士舘大学!!となっている現状に風穴を開けてくれました.


さらにUG2野島がハンマー投げで見事2位.60mにこそ届かなかったものの,2年生で2位というのは素晴らしい結果.

加えて,ハンマー陣は3人が8位入賞.

武大の強い所を見せつけてくれました.




と,チームは絶好調(!?)とまではいかないものの,上級生から若手までがしっかりと結果を出してくれています.

こうした「結果を出せた」選手達の試合前の特徴としてあげられること.


1.練習段階で「ほどほど」調子が良い.決して絶好調ではないが,調子は悪くない.

2.試合が近づくにつれ,静かになる. けれども,話しかけるといつも通りの対応がかえってくる.


という感じ.



調整の難しさは誰もが感じることであり,個人差もかなりあるはず.

けれども,結果を出すためにたどり着ける境地というのは,概ね共通しているのはないか.


おそらく,強いチームというのは,そうした「試合前の雰囲気」というのをチームで共有できているのかと.だから,後輩達も自然と「良い雰囲気」を身につけることが出来るようになる.


強い選手を作る,生み出す.それはもちろん大事だけど,もっと大事なものとして「強い組織」を作り出すことが監督の使命と考える.

そういう考えをもって選手と向き合っていると,「チームの財産」として残すべきものが見えてくる.

教え込む必要があるもの,修正してあげる必要があるもの,敢えて修正しないでほっておくべきもの.




何をすればよいか.何を行えば良いかを考えることは重要だが,何をしなければ良いのかを考えることはもっと重要...



と,忙しくて時間がとれない言い訳をしてみた.