ギラギラ

諸君.
グラウンドでは野獣に,それ以外では紳士たれ

だれの言葉か忘れましたが,一流選手になるにはお人好しで,のんびり屋ではいけません.


多少自分勝手でも,自分の道を押し通すには仕方がない.
そういう気持ちも必要.

自分は,夜道でなんとしても安全に速く帰りたいから,他人に迷惑をかけようが常にハイビーム(笑
ん〜,これだとただの迷惑なヒトか.


先日,和歌山GPで伝説のヒトとお会いしました.
やり投げの現日本記録保持者です.

しばらく陸上界から遠ざかっていたのか,MNBもグラウンドでお会いするのは初めてでした.


それにしても,,ただならぬオーラ.


まったく近づけません.
挨拶をするのがやっと.


世界記録にまであと6cmという記録を樹立した現役時代は,もっと迫力があったと関係者はおっしゃってましたが.
ヒトというよりは,なんかこう獣じみた空気(失礼!)を纏ってました.
わかりやすく言うと範馬勇次郎..おっと.


ああいうトップレベルにある選手がまとう空気(オーラ?)というのは,コチラがかってに思いこんでいるからそのように感じるのか,トップに至る過程によって作られるものなのかは分かりませんが,その道を極めるためには,他のものには目もくれないという気持ちが必要なのは事実でしょう.

関カレや全カレ,日本選手権,三大駅伝などの競技会を見ていても,やはりそこで戦う選手達には一種殺伐とした空気があります.
そういう空気を,日常の練習からまとえるということこそが,「質の高い練習」をするということにつながります.


良い子では勝てない.
楽しい子でも勝てない.
近寄りがたい空気.他を圧倒するほどの空気をまとえるか.
それは自身の集中力,競技に対する意識の集中性と関係があり,気持ちが一点に向かった結果,発せられるものである.