叱り方 怒り方
中学生が担任の指導(体罰? イジメ?)を苦に自殺したという報道があります.
最近,こういう悲しい報道ばっかりですね.
当事者の話を聞いているわけでもなく,ただ報道だけからの情報だけども,「怒り方」「叱り方」がヘタなんじゃないかと思う.
これは親も一緒.
子供にだってプライドはある.
プライドを傷つけられるような怒り方が一番良くない.
多感な中学生をみんなの前に立たせてゲンコツ!?
一番やってはいけない指導かと.
だってそうでしょ?
おそらく,指導を受けた子供の噂は,一日中に全校へ行き渡ります.
そして「あいつだよ」という目で見られる.
大人だって非常に大きなストレスでしょう.
それを中学生の小さな心で受け止めきれるかということです.
ただ闇雲に怒るというのは,指導力がない証.
説明し,理解させる能力がないから,頭ごなしに「やれ!」だとか「馬鹿!」だとか言ってしまう.
相手は一人の人間なんです.そして,教師も人間です.
ウチの学生(大学生)だって,教師はある種絶対的な存在に感じている.
中学生などなおさらでしょう.
叱り方,怒り方.
もっと考えましょう.