講演と教育の共生
10月終わりから出張,学外活動を含めて,いろいろな場所で講義,講演の機会を頂いています.
今週末もK大学とI県教育委員会へ.
対象は本当に様々で,中学生だったり,高校生だったり,陸上競技とは全く関係のない一般成人だったり,トップアスリートだったり.
でも,内容に関しては概ねトレーニングに関するものです.
特に身体のバネを強化する方法と,身体を上手く操作するためのトレーニング方法.たまに段階的リハビリテーションなどについてもありますし,もちろん陸上競技の種目そのものについての内容もあります.
ま,先方に頼まれたことをわかりやすく伝えるのですが.
そして,その講義の具体的な内容は,MNBが大学の授業を行う中で培ったものです.歩き方に始まり,効率の良いジョギング,理屈の上では速く走れるはずの走り方(?),もちろん,MNBが専門とするレジスタンストレーニングも.
授業を休講にせざるをえなかったり,部活をみれなかったりするのは大変忍びないのですが,その分,外で得たものは必ずフィードバックするようにしています.そうしなければ,学生に申し訳ない.なんのために外で話をしてきているのだということになってしまう.
MNBの本拠地は武大.そこで学び,身につけたことを講義,講演するのだから,まずは自分のホームで学生と向き合い,しっかりと教育,勉強するのが重要.その結果として,外での講演も生きてくるはず.大切なのは学生です.
けれども,武大の名前を外に売るのも重要.うーんジレンマ.
しかし,こうして声を掛けてもらえる機会があるというのは良いこと.
MNBのなかでしっかりと共生させることができれば,大きな力になるでしょう.