大学は目的であって,目標ではない

先日,仕事のついでに,とある高校へ寄ってきました.

県内でも有数の強豪校であり,本学へ進学を希望している学生もいます.


そういった高校生へ一言.



大学というのは,目的であって,目標ではない.



つまり,陸上競技で日本一になりたい! 強くなりたい! 立派になりたい! という夢を達成するために大学の環境を利用するために,進学するということを忘れないでほしい.

その大学に進学することが,まるで一つのゴールのように考えてしまう学生もいる.

たとえば,東京大学.この大学に入学すること自体がある種のステータスのようになっていて,入学後の事は後回し...


となってはいけない.


そう考えると,残りの高校生活.


やらなければならないことは,おのずと分かってくるはず.

進学後の新生活へ向けた準備はもちろんだが,何よりも大事なのはその心構え.


親元を離れ,恩師の元を離れ,自分自身で強くなるんだと,大海原へ旅立つ準備.


それは今しかできないことである.




大学を利用するための準備を,自分自身で整えてほしい.