正しい悩み方

9月に入り,どんどん業務をこなしていけば,いくほど悩み事(大げさ)は増える.


院生の実験から,原稿から,日記から(笑)なにからなにまで.


こうなると,MNBの人生,ひょっとして「悩むためにある」のではないかと.



ただ,悩んで解決した問題の数は,そのまま成長の証ともとれるので,やはり日々成長しているのかも・・と考えると,あながち悪いことでもない.





いろいろなヒトと接してくると,悩み方にも様々だというのがよく分かる.


それほど大きな悩みでもないはずなのに,大げさに悩んでしまうタイプ.
このタイプはえてして,しっかり悩む分,解決もスパッとできることが多い.しかし,ひとつの事に執着してしまうことが多いため,大きな悩み事が連続してしまうとパンクすることがある.


悩み事が大きいほど,スパッと割り切ってしまうタイプ.
大物の片鱗があるが,その分,小さな悩み事に翻弄されてしまうことも多い.人間関係さえしっかりとまとめていれば,大人物になる可能性大?


悩み事と向かい合うのが面倒で,ふたをして逃げてしまうタイプ.
これはやばい...やばいが,最近の若者に多いようにも感じる.多くの人間に迷惑をかけることがあるため,決して褒められるものではない.
しかし,自分の身を守るという点においては優れている.



ただ,どのタイプであろうと重要なのは,自分に合った「正しい悩み方」を知るということ.


必死に考え込んで,考え込んで,そのあげく引きこもってしまうというのは,「正しい悩み方」を知らないから起きる現象である.



これはもう,親や指導者にあたるヒトが教えてあげるしかない.

自分自身で「悩み方」を理解するのは困難であり,悩んでいる子供をほったらかしにしてしまうと,成長してから非常に困る.


自分自身で起こせる行動の幅が増えると非常に危険である.


ここ数年,日本も非常に物騒になってきたが,こうした「正しい悩み方」を知っていれば起きなかった事件も数多くあるのではないか?