岩壁杯五大学対抗陸上競技大会

二回目の岩壁杯も無事終了.

競技会開催校としては,何とか前回以上のクオリティは確保できたかと.
運営面に関しては100点に近いです.

戦いとしても,1点差という僅差での総合優勝.
勝ちは勝ちなので嬉しいですが,内容としてはまだまだ.

特にスプリント系はもっと仕上げを早める必要があるかと.
例年以上に走り込み,下地は出来たのは良いのだけど・・・これから上薬を塗って仕上げていきます.

フィールド系は・・・水平種目以外は,だいぶメドが立ってきた感じ.
特に投擲は明らかに昨年よりも充実.各パート長のおかげで層もだいぶ厚くなってきました.

個人を強くするのであれば,その選手につきっきりになればよい.
そうそう失敗はすることはないし,コーチとしてある意味ではラクかと.

ただ,強いチームを作るとなると・・・一人にかけていた手間をたくさんの人間に分散させるという考えではどーにもなりません.
ピラミッド式ではだめです.
下を育てられる上を育てること.
そして,下は上を押し上げる雰囲気を作ること.

ま,理屈は簡単なんですけど・・・3年経って,ようやく形になってきた感じがします.
その証拠に,中間層レベル厚さ,競技運営のスムーズさが幾分と進歩しているかと.

次は最終選考会.
関カレを目指す選手にとっては最後の戦い,既に関カレで「戦おう」としている選手にとっては,最後のチェックになります.
良い結果を期待しましょう.