地味な上に咲く派手な花
太陽と月があるように、派手なものと地味なものがある。
派手な活躍と地味な活躍。
例えば、主将がインカレで優勝する。これは派手な活躍である。
それに対して、主務が行う仕事などは「やって当たり前」と言われるような地味な活躍である。
IWKB部長が関東IC2部圧倒的勝利を達成する、教え子が日の丸をつける。これは派手。
大試合にはまだ出場できないような選手が、休日に自主練習しているのを見に来て、「飯でもどうだ」と誘う。これは地味。
MNBがグラウンドで選手に技術指導するのは比較的派手な仕事だが、倉庫の段差を解消するためのスロープを作るのは地味。
でも、こうして考えると、地味な仕事、活躍があってこそ、日の目をあびる派手な活躍が生じるのである。
何だってそうだ。
毎日、毎日、雨の日も、風の日も、地味〜に練習を重ねるからこそ、大きなご褒美が待っている。
皆が練習をしている時間、皆が寝ている時間、遊んでいる時間に仕事をするからこそ、大きな喜びが待っている。
地味な努力から逃げて、派手な結果ばかり追い求めようとしていないか?
男子三日会わざれば即ち刮目して見るべし。
その三日の中身を推して知るべし。
デアル。