マイケルジャクソンとヴァンインゲンシェナウ   を思うMNB

マイケルジャクソンという人物をご存知だろうか。

ま、いろいろな事件やら噂やらまき散らしている(らしい)スーパースターだ。

で、もし、皆さんが彼のことをご存知でないなら、一度はかれのエンターティメントをみるべきだろう。

おすすめは
http://www.youtube.com/watch?v=mHjmUalYIHE

ま、多くの人が語っている人物なので、MNBのような若輩から話すことはない。


が、


かれほど遠位関節と近位関節との関連性を断ち切った人類はいないのではないだろうか

たとえば、腕をぶらんぶらんと振る。

最も自然に、かつ力を入れずにぶらんぶらんとするには、近位関節の力を借りる、つまり肩関節の力を利用するのが一番有効である。

が、彼はそれ以外の方法(法則?)を見つけ出しているようである




そこで思ったこと。

あえてカタカナで記述させてもらうが、ヴァン インゲンシェナウという研究者をご存知だろうか。体育の世界に生きる人間で知らないことは損である。もし、まったく知らないならぜひ調べていただきたい。


ま、MNBのような人間のサイトに足をはこんでくださる人は、そこまでコアな人物はご存知でないのが常だと思う。

一言でいえば、二関節筋。

ご無礼を承知でさらに簡単に紹介するとハムストリングスの役割について生涯を捧げた、偉大なる天才としても過言はないであろう。

MNBの博士論文も彼の影響なしでは、スタートすら切れなかったと断言できる。


MNBは、ヴァン インゲンシェナウ氏とマイケルジャクソンを会わせてみたかった。

人間は、こうも身体を緻密に、かつ自由に扱えるものだと。

そして、この二人のレベル、そして二人が会うことの意味を考えると、日常から「理論と現場の架け橋」だとか、「文武一流」などとほざいている自分の小ささを、あらためて認識させられるわけだ。

MNBは偉大な人間になりたいと願う、非常に小さな人物である。