文化レベル

例えば,部活動で考える.
ジャージの着方,言動,競技に対する考え方.
練習中にもかかわらず,やれ雑誌がどーとか,バイトがどーとか.
そんな文化レベルの低い部に,高い競技レベルはついてこない.

例えば,大学で考える.
トイレの落書き,食堂の衛生状態.
ソフトでもある学生達のレベルは,ハードにも現れる.
文化レベルが低い所には,どうしても文化レベルの低い人間が形成されやすい.

「礼儀を正せ」「マナーを良くしろ」とは,そういう理由からきている.
挨拶がろくにできない人間には,高い人間性は付いてこない.
当然,周囲からの評価も下がる.

評価されないことを知ると人間は腐ってしまう.

それではいけない.

だから礼儀をもつことは大切なのだ.
みんなで高い文化レベルを築こうではないか.


今日は卒論生らと,ハンマー投げの筋活動について議論.
彼らは分析など出来ない.モチロン.
PCの使い方も,それほど知っているわけではない.
しかし,ハンマー投げについては,日本有数の知識,感覚を有する.
彼らのハンマー投げに関する議論に耳を傾けると,非常に高い文化レベルを感じる.
そういう学生を沢山育てたいと思う.