イメージの乖離

練習をみていて思うことがある.

Aという動きをしてほしくてA’というアドバイスをする.

しかし,選手はAという動きがイメージできず,Bという動きになってしまう.

なんとか,選手と同じイメージをもつために努力をし,寄り添うことで,Aというイメージを共有できたとする.

すると,選手は「ああ,A’ってそういう意味だったんですか!」と気づいてくれる.



だから,まずは指導者と選手の間にあるイメージの乖離や,理想とする動きの差異,その競技種目において一番重視していることなどを合致(とまではいかないが)させる努力をすることが大切かと.

押しつけでは,結局コーチがいないところで違う動きをしてしまうから意味がない.

わかったフリは時間の無駄.



とにかく,選手に対して〜〜という競技は〜〜なのだから,〜〜という練習をするべきだ.

という当たり前のことを,日々教育していくしかない...というより,わかってもらうしかない.



やり投げは腕でもっていくんじゃない」

といっても,その意味や,その言葉の裏にかくされたことや,持って欲しいイメージなどが選手と合致して,はじめてアドバイスが意味あるのかなと.

そうでなければ,指導もバクチになってしまう.

低く!! といって,低くはいれるならばそれに越したことはないわな.