関東インカレ選考会終了 いよいよスタートだ

今年も激戦が繰り広げられた.

監督としてうれしかったのは,この2日間で50人もの選手たちが自己記録を更新したということ.

常々「試合は博打ではない」と言ってきた.


勝者は勝つべくして勝っているのだ.


それぞれの選手が,自身の目指す「勝利」のために頑張り,その結果が50人の自己記録突破という形で現れた.

250人規模の部員で,出場者は200名ほどと考えると,およそ1/4の選手が記録を更新したという計算.



しかし,我々の仕事は全員に「勝利を届ける」ことだ.

むろん,現実的に全員が自己記録を更新し,勝利できる試合など無いのかもしれない.

けれども,我々が迎える次なる試合ではそれが可能だ.



そう.関東インカレ.

今回の熱い戦いもすべては関東インカレでの勝利をもぎ取るためにある.

勝利をもぎ取ってくれる代表選手を決め,サポートとしての役割を決め,それぞれの意思を固めるのがこれからの作業だ.

関東インカレでは「全員の勝利」が待っている.

もちろん,それは総合1部8位入賞.

さあ.勝利を目指してチーム一丸となって走りだそう.

最終選考も終了.

そして,いろいろな意味でのスタート.




ここからのMNBは,ある特定の音楽を,おそらく世界で一番ヘビーローテーションしていると思う.

大学への通勤路,授業の合間.帰宅後のビールを飲みながら数時間.

とにかく聴く.聴きまくる.



そしてイメージを膨らませる.

数百枚の写真と,数十個の動画とにらめっこする.




Something Greatという言葉がある.

誰が提唱したかわからないが,一つのことを突き詰めて,一生懸命がんばっていると,ある日,突然,何かわからないどこからから「正解」が降ってくる.

そんな意味としてMNBはとらえている.



そして,Something Greatに触れるためには,ひたすらため込み,考え,悩まなければならない.

MNBは経験上,それを良く知っている.

今は我慢.いつか降りてくるのを信じる.





2013年の5月26日にスタートしたイメージとの戦い.

次なる戦いが迫るにつれて,感覚はオープンになり,イメージが固まり始める.



選手たちは確実に進化している.

我々も進化しなければならない.




ヘビーローテーションはまだまだ続く.