神様は不公平
台湾での二日目.
調整のため,投擲組とスプリント組で別れて軽く体を動かすことに.
MNBは投擲組と行動.
練習拠点となっている高校までバスで10分程度.
コンクリの上にうっっすいタータンを敷いたのみのトラック.
ま,外国での練習場というのはそんなもんだ.
副主将,井上は流石の海外4戦目(遠征としては2回目).
かなり落ち着いた様子で,いつも通りの「ムダに高い」テンション.
これなら本番も期待できるか!?
ホテルに帰着後に昼食.
・・・女子砲丸オリンピック金メダリストのValerie Vili,男子円盤投げ世界チャンピオンのRobert Hartingが一緒に昼食...
とっっっっっにかくデカイ.
Viliは196cm,120kg.
Hartingは201cm,130kg
写真を一緒に撮らせてもらったが,,,とにかくデカイ.でかすぎる.
モノには限度があるだろ! ってくらいデカイ.
投擲物の重さが同じというルールを呪いたくなるようなデカさ.
唯一日本人がつけいる隙があるとすれば,彼ら,彼女らの肉体が「鍛え抜かれてはいない」という点だろうか.
いや,もちろん鍛えてはいるのだろうが,肉体だけを,皮膚を,筋肉の張りをみていると,わかる.
まだまだ鍛える余地はある.
ただ,そこまでしなくても超絶なパフォーマンスを発揮できるから,競技人生を削るほどの強化よりも,長く続けることを選択しているのだろう.
そこにつけいることができるのか.
かつての溝口選手や,室伏選手(スイマセン.まだ現役ですね)のように,サイズで勝てない日本人が世界で対等に戦うためには,やはり鍛えるしかないと.
つくづく,神様は不公平だと感じた昼食でした.