3日目 手料理を頂きました

MNB2010-02-17

NZにきて3日目.

試合を終えた右代・宏昌・村田の3選手とも,帰国後の和歌山GPへ向けて順調に練習を再開.

特に右代は走りに関してはかなり良い感覚をつかみつつある模様.

昨日の200mではスタンディングスタートで22秒2!
しかもかなり余裕を残した状態でのフィニッシュ.

これが試合で出てればなぁ〜 とコーチングスタッフで悶々しました.
まだまだ試合運び,というよりも,相手がいる状態で自分の力を発揮するノウハウが薄い(特にスプリントについては)ため,今後のトレーニングはそこら辺も鍵になるでしょう.


で,トレーニング後はMillenium Institute sport&healthで仲良くなった現地の方に招かれ,BBQパーティーに.

獣のような食欲をみせる3人の選手を含め,我々コーチングスタッフまで自宅に呼んで頂き,ごちそうになってしまいました.

写真はそのときの1コマ.

いや〜おいしかった.



それにしても,トレーニングをしていて常に思うのが,子供のトレーニング教育方法.

欧米諸国と同様,トップ選手が所属するクラブチームに子供一緒に所属しており,同じグラウンドで一緒にトレーニングをおこなう.

それも数十名単位で.

もちろんコーチングスタッフも10名以上.おそらく何かしらのライセンスをもったコーチ(おじいちゃんおばあちゃんコーチも多し)が担当し,日本でいう多種多様なアスレティック的サーキットトレーニングをこなす.

遊び的要素を入れつつ,日本では考えられないほどハード,というよりもリスクも伴った運動をばんばんやらせる.
とにかく子供の恐怖心の無さには参ります.
明らかに「まだ跳べねーだろ」という高さの跳び箱にむかって全力疾走.
ロイター板を使ってジャンプし,激突しつつも無理矢理クリア.
着地ですっころんでもおかまいなし.

身体能力の高さというより,運動に対して怖がらない精神,少なからず内包するリスクを楽しむような環境づくりに感銘を受けました.

さらに,砲丸投げ走幅跳など,かなり専門的な技術練習も行っているのが印象的でした.
・・・6歳児に砲丸投げの技術指導「君は右肘が下がりすぎている.それでは良い方向へ投げれない」している場面はあっけにとられましたね.

日本の子供と比較すると,運動能力がずば抜けて高いようには感じませんでしたが,運動に対する熱心さというか,意識の高さに大きな違いを感じます.
こうしたスポーツに対する考え方が良い土壌を造るのでしょう.



さて,ただいま朝の7時50分.
これから朝食.

今日はフリーなので,様々なスポーツに触れてきたいと思います.

近くのグラウンドではラグビーのプロリーグが開幕しているとのこと.
さらにヨットも競技中...

NZが世界に誇る競技を見学(出来るなら参加!!??)してみたいと思います.

では.