他人を敬うということ
最近の学生を見ていると,先生や先輩など目上の人を敬う方法をあまり教えられていないように思う.
本来であれば,敬われる側の人間は立派であるからこそ,尊敬されるのであるが・・・
そういう意味では,我々目上の人間が立派でなくなっているのかもしれない.かな.それも大いに問題であるが,今回はそれはおいておく.
例えば,目上の人に対して何も情報がない初対面であればどうするか.
まず,立場として目上なわけだから,やはり敬う心を持つ.そしてそれを行動に出す.
それは挨拶だったり,何か手伝いだったり..といった具合である.
重要なのは行動に移すことだ.ただ心のなかで敬っているだけではいけないのである.
この「行動に移す」ということが,教えられないと出来ない.
場合によっては,敬うという気持ちすら持ち合わせていないのかもしれないが,それについて伺い知ることができないので,やめておく.
一番わかりやすいのは,やはり挨拶だろう.
挨拶ができないなどというのは論外であるが,そのタイミングや方法.
いわゆるTPO(Time:時 Place:場所 Occasion:場合)を大事にしているかどうか.
いくら先生や先輩にあったとはいえ,所かまわず大声で挨拶するのは間違っているし,その人が他人と何か話している時にするのもどうかと.
本来,こうしたことは人に教えられるのではなく,自分で空気を読むこと,相手を敬い,相手のことを考えることで成立するのである.
しかし,そうしたことも出来ない..というのはどういうことだろう.
いや,やればできるのに,やろうとしない,つまり,そのやり方を教わっていない.ということなのだろう.
これは,目上の人に対する敬い方というのを指導されていないということではないのか.
MNBも昔はヤンチャでした.でも,だからこそ分かること,感じることがあります.
偉そうに言えることではないけれども,こうして衆目に曝される場所に書いておくのも重要と思い,日記にしました.