手帳が上司?

学生(大学院生)の時分からせわしない日々を送っていると,仕事の仕方,時間の使い方にも上達がみえてくるものである.

つまり仕事の同時進行.

仕事の重要順位と,求められるクオリティ,締め切りまでの時間を逆算して取りかかる.

求められるクオリティが高い仕事で,かつ優先順位も高い仕事ほど,集中して取りかかる.

例えば学会発表資料とか,原稿とか.

これらはだいぶ前から期限が決定されているから,比較的楽しみながら実施できる.


それとは異なり,例えば事務的作業.

これは期限は決まっているけど,緊急度は低い.当然もとめられるクオリティも低い.

例えば授業準備.これも期限は決まっているけど,緊急度は高い.だってどんなに早く取りかかっても6日間しかなく,しかも実技などは天候に左右されることもある.

最悪,その日の朝にモディファイすることも.

例えば,練習メニューの作成.

期限はあってないようなもので,緊急度も低い.クオリティも低い.しかし重要度は高い.

例えば,卒論生,修論生のデータ分析.

クオリティはほどほど必要であり,重要度もほどほど高い.かつ緊急性もほどほど高いが,期限はあいまい.

ほかにも多数.


これらの仕事をうまくスケジューリングして作業にとりかかる.

あ,スケジューリングはクオリティは最低レベルだが,重要度は最高レベルだな.

それは大体夜になって実施される.

次の朝からとりかからねばならない仕事を決定するため.


と,まあ,こうやってMNBの仕事はクリアされていくわけだ.