異なる暗黙の了解

「一年生に○○について連絡する」という仕事を任せた学生がいるとする.

そして,その学生から「一年生に連絡しました!」という連絡があったとする.

こちらは「一年生全員に連絡すること」という意味で「一年生に伝えておいて」と言ったつもりだった.

が,しかし,その学生は「そこらへんを歩いている一年生に口頭で伝えた」だけだったとする.

そして,その連絡をうけた一年生は「自分のブロックにだけ伝えればいいかな」と判断したとする.

結果,こちらが望む結果と,実際に生じる結果が異なる.




私達は暗黙の了解の下で生きている.

こういう時は「一年生全員に連絡をしてください」と伝えるべきであり,できれば「ラインじゃなくて,部活前に全員集合して口頭で伝えて」と指示するべきである.

なぜなら,お互いの「暗黙の了解」は異なる可能性があるから.



もちろん,上記は極端な例ではあるものの,お互いに仕事を任せる,任される時は注意しなければならない.当然である.