人生を変えるためには心が変わらねば
心が変われば、態度が変わる
態度が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる
運命が変われば、人生が変わる
野球の世界などで良く耳にする言葉だが,出典はヒンドゥー教の経典だそうな.
名言だ.
大学の指導者であり,中央競技団体の強化部にも属しているMNBは日本を代表する選手から,大学生アスリート,そして高校生アスリートと,非常に幅広い選手達と行動を共にしている.
特にこの夏はアジア大会前の代表合宿から中学生の練習会までと様々な競技レベル,年齢(成熟度合い)と関わったので,しみじみと感じる.
A sound mind in a sound body.
健全なる精神は健全なる身体に宿る
健やかな身体に健やかな魂が願われるべきである
ユウェナリスの主張と,現代における誤用はさておき,競技者として成熟し,強くなっていく過程において認められるのが心の成長だ.
とはいっても心を直接のぞけるわけでもないため,それはその選手の言動を通して推察するのだが,本当に長らくトップに君臨する選手達に共通して認められるのが「自分が陸上競技をする意味」を自分なりに消化しているという点.
もちろん人間は迷いながら成長するものだから,その瞬間瞬間においては明確な答えが得られないこともあるが,じっくりと話をしていくと,やっぱり自分なりに消化し,説明できる選手が多い.
「なんで陸上競技をするの?」
好きだから
得意だから
その過程で手に入るものが魅力的だから
自分が競技をすることで社会に自分が好ましいと思える影響を与えられるから
MNBはつねづね「スポーツの本心は感動だ」とし,「他者を感動させられる,感動の渦の中心にいるような選手であれ」と話してきた.
そうなる過程において,やはり心の充実は必要不可欠であり,それは言動として表れ,習慣となっていくからこそ,競技者として熟成され,人生が変わっていくのだ.
さあ,いよいよ日本インカレだ.
大学界トップレベルの心技体を有した選手達の戦い.
今年も国際武道大学は日本一を目指して戦います.
応援よろしくお願いします.